エンジニアとして使えるプログラミング言語について熟慮することは大切であり、何が使えるかによって働ける職場が左右されるだけでなく、携われる仕事にも違いが生まれます。
今まで比較的習得が容易なプログラミング言語を使って仕事をしてきたという人が、もっと重要なプロジェクトで活躍できるようになりたいと考えた時、習得するのに適しているのがC言語です。
プログラミング言語の中では習得が困難な部類に入るものの、C言語があるだけで幅広く高度なシステムの開発に携わることができます。
開発言語としては煩雑な部分もあるのは確かであり、開発速度は他の簡便な言語に比べると低下してしまいがちです。しかし、応用範囲の広さや動作の軽快さを考慮すると使える現場も広くなります。
開発速度よりも、開発するシステムのクオリティーを重視する時によく選ばれるのがC言語です。
特にこれまで類似のシステムが開発されたことがないという場合に柔軟な対応ができるように選択されるケースが多いことから、企業としての命運をかけるようなシステムの開発に携われる機会が多くなります。
開発を急ぐプロジェクトにばかり参画してきたエンジニアにとっては、腰を落ち着けて取り組める重要プロジェクトに参画できるのはやりがいにつながる点です。
今まで他の言語を使用してきたエンジニアは類似の文法で記述できる部分も多く、概念的にも共通性があれば習得は比較的容易になります。
エンジニアとしてワンランクアップを目指す時に選ぶと良い言語です。